フェルディナントの日記帳

youtubeの実況者フェルディナントの個人的なブログ。自分自身にまつわるお話や動画の裏話、ボードゲームのプレイレポート等を書き連ねていきます。

ゲームプレイ録4

 今回はエポック「ドイツ戦車軍団」のシナリオ「ハリコフ攻防戦」をプレイする。

 史実ではスターリングラードの戦いのあとソ連軍の大攻勢に対してマンシュタインが反撃して粉砕した戦い。

 今回は僕はマップ初期配置のドイツ軍を率い、ヘルガン君がソ連を、もう一人には増援のドイツ軍を率いる。

 

 初期配置。ドイツ軍は南部にわずか三個師団の歩兵しかいない。後はかなり後ろにいる歩兵三個師団。それに対してソ連軍は圧倒的な数の戦車や歩兵を投入してくる。ドイツ軍はソ連軍の包囲を避け、西側に後退して援軍を待つしかない。

 今回は初期配置の部隊は僕が率いるのでソ連軍に包囲されないようにしつつ、なるべく足止めを図る。

 もう一人のプレイヤーが援軍を率いるので僕は全滅覚悟で持ちこたえるのが役目。

 勝つのは無理だけどせめて善戦しよう。うん。

 第一ターン開始。ヘルガン君はすでに僕と二年間もゲームをしているにも関わらず戦略なんてものが存在しない。

 序盤で出てくる第一親衛軍をすべて南部にぶつけてくるという愚行を犯している。これをすると後で北部のハリコフへの攻撃兵力が足りないのではないか?

 ソ連軍は第一親衛軍とポポフ戦車軍が全て南部にぶつけられてくる。北部は第六軍部隊のみが来る模様。

 第一ターン終了時の南部。ソ連軍の異例の攻撃シフトで南部での兵力の差が吐き気がするレベル。

 

 第二ターンソ連軍移動終了時。。

 第二ターン終了時。ドイツ軍には待望の援軍が到着。これをすべて投入して反撃し、ソ連軍の最精鋭部隊をDR3で後方に弾き飛ばす。DRが出た部隊は次のターン動けないのでこちらにとっては願ったりかなったり。

 本来であればドイツ軍はここで防衛線なんて張る余裕は無いのだが余裕で守れそうである。

 ソ連軍は北部に出た部隊をハリコフではなくなんと南に投入する作戦に出た模様。

 なんとソ連軍は第三ターンにして「ハリコフ攻略」を放棄してすべての戦力を南部に集中。

 しかし、ドイツ軍の森に籠った部隊に対しての攻撃は何と二回ともAR。何と部隊のスタック制限でソ連軍二個軍団が自滅。

 前代未聞の事態にドイツ側プレイヤー二人が大爆笑。

 

 第三ターン終了時。ドイツ軍は一歩後退して鉄道の正面に戦線を構築。さらに北方から南下してきたソ連軍に対処して三個装甲師団を移動させる。

 しかしソ連軍は南部ではなく中央に兵力を集中。どうやらドニエプロペトロフスク突入によるサドンデス勝利を狙っているらしい。

 第四ターンソ連軍移動終了時。

 第四ターン終了時。ドイツ軍はスターリノを中心とする絶対防衛ラインを構築。装甲部隊はなるべく西に移動させ、中央で突出したソ連軍機甲部隊の包囲殲滅を図る。

 ソ連軍は何と南部での攻勢をあきらめて後退。このゲーム史上前代未聞の事件が発生する。

 ドイツ軍南部部隊は戦線を中央に移動させようとするソ連軍に対して攻撃をかけ、その陣形を混乱させる。

 北部ではハリコフ正面が固められ、もはや突破は不可能。

 ソ連軍サドンデスに向けた最後の総攻撃。なおこちらのドイツ軍を指揮しているのは僕ではなくもう一人のプレイヤー。僕は現在ドニェツ川北部でソ連軍南部方面部隊への側面攻撃を実行している。今回の「後手からの一撃」はドニェツ川で行われているようだ。

 しかし突出した歩兵三個師団が包囲され、全滅。

 さらにここでソ連軍の出目が良くなり次々とドイツ軍が撃退させられる。

 

 それに対して逆襲。ドニェツ川北部の戦いはただの乱戦と化している。ただこれによってソ連軍主力は完全に拘束され、ハリコフの防衛という戦略目標は達成できることになった。

 南部の防衛を任された僕としては満足できる結果である。

 ほんのわずかな部隊だけがハリコフ正面に到達。しかしあと一ターンという状況でこれは絶望的すぎる。

 

 こうやって包囲し

 殲滅。この一ターンだけでソ連軍六個機甲軍団が消滅。

 そして迎えた最終ターン。

 ソ連軍最後の攻撃でハリコフ北東部が陥落。

 迎えたドイツ軍最終ターン。

 ドイツ軍はソ連南方軍を包囲。

 そして殲滅。

 最初あれだけいたソ連軍南方部隊は一兵残らず全滅した。

 

終了。

 

 ドイツ軍の一方的勝利。