フェルディナントの日記帳

youtubeの実況者フェルディナントの個人的なブログ。自分自身にまつわるお話や動画の裏話、ボードゲームのプレイレポート等を書き連ねていきます。

自作ゲームについて

 どうも皆さんこんにちはこんばんはおはようございます。

 小説家としての名前を「冬霜」にしたフェルディナントでございます。

 自分がこのブログで主に投稿しているのは自作ゲームを含むゲームプレイ録ですよね。

 今日はそのゲームについて少しお話をば。

 なぜ自作ゲームを作ろうと思ったかって、「無かったから」なんですな。 自分はHoi4なんかをやろうとしても金やPCが無く、ウォーゲームをやろうとしてもそれこそ今の時代簡単に買える代物では無いのです。

 そして至った結論。「ないなら作るか」って感じです。この辺り動機が小説や動画を作り始めたのとそれほど変わりません。

 小学生の頃から色々なゲームを作り始め、そのためだけにいくつかウォーゲームを買ったりしました。

 作り始めてから八年ほど過ぎ、今は色々とゲームを作っています。僕が主に作るゲームは国家の指導者となって戦う「戦略級」と言われるウォーゲームですね。

 やはり外交は楽しいのです。いかにして自分が敵視され過ぎず、他の国を集団リンチしてパイ分けするか。ディプロマシーはあまりにも信用できないのでそれほど好きじゃないのですがある程度不可侵や同盟に効力があるゲームは好きです。

 それこそ僕がドイツをやる時は大変です。両側が敵なので。こう言うときは他人の土地売買や二枚舌など、外交的技術を駆使してソ連かイギリスと不可侵条約を締結、ポーランドを食べてイギリスとソ連を戦わせるのが正しい道ですね。

 戦略的として私が好きなのは一転突破作戦です。敵の最も薄い部分を戦車部隊で突破、敵の後方に回り込んで正面を守る歩兵部隊と共同して包囲殲滅するのは最高。

 これまで他の人とプレイしたときは一度としてこの作戦で負けたことがないのです。最初の一撃で主導権を握ることさえできれば後は連続突破で向こうが対応するより前に殲滅できます。

 一方敵に主導権を握られたときが大変です。何度かそうなったことがあるのですが瞬く間に戦線が崩壊するんですな。

 こう言うときは後方に待機させた機甲部隊を前に押し出して戦線の穴を埋めつつ突っ込んだ敵には空挺部隊で包囲して戦線を支え続ける、所謂「機動防御」で対処します。

 そうやってればいつの間にか敵の兵力がすり減って自壊してくれるのでそのタイミングで逆転攻勢に出ると。

 大抵僕が戦争吹っ掛けるとソ連相手でも一年以内に決着がつきます。そもそも僕は歩兵より戦車を作り続けてるので短期決戦で終わるのです。一度突っ込みまくった戦車がすべて包囲されて全滅し、以後撤退を余儀なくされたことはありますが。

 それでも大体短期で終わるので他の国が介入する前に戦争を終わらせることができるメリットがあります。

 一度なんて友人三人とやったときは二人の友人がマジノ戦線(フランス中部の要塞線)をまる一年半の間取り合い続けるという結構大変な試合をしてたこともありました。その間に人数に直すと余裕で二百万の兵士が死んでいるので長期戦は業が深いのです。

 そう、僕のやっている電撃戦は双方に死者をあまり出さないクリーンな戦争なんです!(違)

 話が脱線しましたが経済システムや外交システムを含めた複雑な戦略ゲームが僕の望んでいるものなので今完成しているこのゲームには結構満足してたりします。

 今週末またやってそれをブログにするのでお読みいただければ幸いです。

 それではでは。

ゲームプレイ録4

 今回はエポック「ドイツ戦車軍団」のシナリオ「ハリコフ攻防戦」をプレイする。

 史実ではスターリングラードの戦いのあとソ連軍の大攻勢に対してマンシュタインが反撃して粉砕した戦い。

 今回は僕はマップ初期配置のドイツ軍を率い、ヘルガン君がソ連を、もう一人には増援のドイツ軍を率いる。

 

 初期配置。ドイツ軍は南部にわずか三個師団の歩兵しかいない。後はかなり後ろにいる歩兵三個師団。それに対してソ連軍は圧倒的な数の戦車や歩兵を投入してくる。ドイツ軍はソ連軍の包囲を避け、西側に後退して援軍を待つしかない。

 今回は初期配置の部隊は僕が率いるのでソ連軍に包囲されないようにしつつ、なるべく足止めを図る。

 もう一人のプレイヤーが援軍を率いるので僕は全滅覚悟で持ちこたえるのが役目。

 勝つのは無理だけどせめて善戦しよう。うん。

 第一ターン開始。ヘルガン君はすでに僕と二年間もゲームをしているにも関わらず戦略なんてものが存在しない。

 序盤で出てくる第一親衛軍をすべて南部にぶつけてくるという愚行を犯している。これをすると後で北部のハリコフへの攻撃兵力が足りないのではないか?

 ソ連軍は第一親衛軍とポポフ戦車軍が全て南部にぶつけられてくる。北部は第六軍部隊のみが来る模様。

 第一ターン終了時の南部。ソ連軍の異例の攻撃シフトで南部での兵力の差が吐き気がするレベル。

 

 第二ターンソ連軍移動終了時。。

 第二ターン終了時。ドイツ軍には待望の援軍が到着。これをすべて投入して反撃し、ソ連軍の最精鋭部隊をDR3で後方に弾き飛ばす。DRが出た部隊は次のターン動けないのでこちらにとっては願ったりかなったり。

 本来であればドイツ軍はここで防衛線なんて張る余裕は無いのだが余裕で守れそうである。

 ソ連軍は北部に出た部隊をハリコフではなくなんと南に投入する作戦に出た模様。

 なんとソ連軍は第三ターンにして「ハリコフ攻略」を放棄してすべての戦力を南部に集中。

 しかし、ドイツ軍の森に籠った部隊に対しての攻撃は何と二回ともAR。何と部隊のスタック制限でソ連軍二個軍団が自滅。

 前代未聞の事態にドイツ側プレイヤー二人が大爆笑。

 

 第三ターン終了時。ドイツ軍は一歩後退して鉄道の正面に戦線を構築。さらに北方から南下してきたソ連軍に対処して三個装甲師団を移動させる。

 しかしソ連軍は南部ではなく中央に兵力を集中。どうやらドニエプロペトロフスク突入によるサドンデス勝利を狙っているらしい。

 第四ターンソ連軍移動終了時。

 第四ターン終了時。ドイツ軍はスターリノを中心とする絶対防衛ラインを構築。装甲部隊はなるべく西に移動させ、中央で突出したソ連軍機甲部隊の包囲殲滅を図る。

 ソ連軍は何と南部での攻勢をあきらめて後退。このゲーム史上前代未聞の事件が発生する。

 ドイツ軍南部部隊は戦線を中央に移動させようとするソ連軍に対して攻撃をかけ、その陣形を混乱させる。

 北部ではハリコフ正面が固められ、もはや突破は不可能。

 ソ連軍サドンデスに向けた最後の総攻撃。なおこちらのドイツ軍を指揮しているのは僕ではなくもう一人のプレイヤー。僕は現在ドニェツ川北部でソ連軍南部方面部隊への側面攻撃を実行している。今回の「後手からの一撃」はドニェツ川で行われているようだ。

 しかし突出した歩兵三個師団が包囲され、全滅。

 さらにここでソ連軍の出目が良くなり次々とドイツ軍が撃退させられる。

 

 それに対して逆襲。ドニェツ川北部の戦いはただの乱戦と化している。ただこれによってソ連軍主力は完全に拘束され、ハリコフの防衛という戦略目標は達成できることになった。

 南部の防衛を任された僕としては満足できる結果である。

 ほんのわずかな部隊だけがハリコフ正面に到達。しかしあと一ターンという状況でこれは絶望的すぎる。

 

 こうやって包囲し

 殲滅。この一ターンだけでソ連軍六個機甲軍団が消滅。

 そして迎えた最終ターン。

 ソ連軍最後の攻撃でハリコフ北東部が陥落。

 迎えたドイツ軍最終ターン。

 ドイツ軍はソ連南方軍を包囲。

 そして殲滅。

 最初あれだけいたソ連軍南方部隊は一兵残らず全滅した。

 

終了。

 

 ドイツ軍の一方的勝利。

ゲームプレイ録3

 今日はヘルガンと二人で練習試合。

 国はこっちがトルコで向こうがソ連。

 今回こちらの戦略としては黒海東岸方面は山脈を使って全力で守りつつ、ルーマニアからウクライナへと全力で侵攻する。

 ドナウ川やドニエプル川の突破のために空挺部隊も用意した。

 さらに西部戦線には虎の子の機甲軍団も配備する。

 ソビエト軍が攻撃開始。しかし山脈にこもったトルコ軍に対して一歩も前進できず。

 

 西部ではトルコ精鋭の機甲五個軍団による総攻撃でソ連軍の戦線に突入。一気にソ連軍四個歩兵軍団を排除する。

 しかし東部ではソ連軍およそ十個軍団の総攻撃で山脈を死守していたトルコ軍三個歩兵軍団が全滅。ソ連軍は一気に進撃してトルコ首都アンカラの目前にまで迫る。

 反撃とばかりにトルコ軍は西部戦線で大攻勢。

 ウクライナ首都キエフを虎の子機甲軍団が陥落させた。

 トルコ軍は突破された東部戦線を再編するため首都アンカラの目前に最終防衛ラインを築く。

 アンカラには歩兵七軍団を緊急展開。ここを突破されてしまうと東部が崩壊してしまうので何としても守り抜く。

 第三ターン終了時。トルコ軍の連続突破でウクライナのハリコフを陥落させることに成功する。一方の東部ではソ連軍総攻撃で崩壊寸前の戦線を空挺軍団まで用いて何とか支えている状態。

 しかし西部戦線のソ連軍の崩壊ぶりを見てヘルガンは東部での攻勢中止を決断。軍を後退させ、一部を西部に転用する決断を下す。

 結局丸一年に渡る東部での戦いはトルコ軍が首都の防衛に成功する結果で終わった。

 トルコ軍は一斉に攻撃に出る。

 突破した機甲部隊がモスクワ、スターリングラードを占領。南部でもソ連軍をトルコ領土から駆逐する。

 ソ連の残る領土は白ロシアのミンスク、中央ロシアの工場一つ、加えて北ロシアのレニングラードのみ。

 

 次のターンの移動終了時。ソ連軍はハリコフを奪還する。

 何とかソ連軍は戦線を引き直したが非常に薄い。トルコ軍は特に薄い西部の突破を図る。

 全戦線に渡って総攻撃に出たトルコ軍の攻撃でソ連軍の防衛ラインは崩壊。

 トルコ軍の機甲軍団がソ連領土内を走り回ってほとんどソ連は国家そのものが壊れている。

 南部ではEX判定の連発で一ターンで両軍ともに歩兵九軍団が全滅。

 

 最終的にこうなって戦争終了。

 トルコ軍勝利。

 今回は東部を犠牲にしてまでも西部に主力を固めたことが勝利の要因となった。